「古き良き時代」という言葉で真っ先に多くの人が思い浮かべるのが昭和時代だそうです。昨今の意識調査の結果でも昭和、特に戦後に関しては、高度経済成長と重なって「活気がある」や「豊かさ」といった、前向きなイメージを持っている人が多いという結果が出ています。
そんな高度経済成長の始まりと共に登場し、日本全国で活躍したのが、1958年(昭和33)に投入された20系客車寝台、いわゆるブルートレインです。ブルートレインは20系の後も14系、24系へと続いていきますが(20系以外のブルトレはブルトレではない、という20系客車愛に
満ち溢れた意見は置いておくとしても)、ブルートレインの中のブルートレインといえば20系と言って論をまたないと思います。
これは、先にも述べた高度経済成長という日本全体が輝く未来へと発展していこうとしていた、或いは確かな実感として豊かさが日常の中へ浸透してきた時代とシンクロすることも大きな理由なのではないでしょうか。
まだ見えない、けれどももう少しで手に入りそうな「豊かさ」そんな昭和30年代の空気感を再現し直そうというコンセプトのもとに今回の20系客車メイクアップシールのバージョンアップ化作業はスタートされました。
先日のブログでもお知らせしましたように今回は、20系シリーズ3製品「20系 特急形 寝台客車 7両セット」、「20系 さくら」、「20系 特急形 寝台客車 増結11両セット」を一挙発売となりました。今回は、その3製品の特徴をまとめて紹介したいと思います。
さて、モデラーの方の中には実車の雰囲気を求め、座席やベッドなどを塗装する方もいらっしゃるでしょう。しかし実車の座席やベッドはモケットで覆われており、塗装するとテカリがでてモケットの雰囲気とはどうしても異なってしまいます。
そこで、当店オリジナルのメイクアップシールシリーズでは、より実車のモケットの質感を再現するために、一番モケットの質感に近いマットシールを採用。さらに数ある種類のマットシールの中からモケットの雰囲気を一番出せるマットシール選び、印刷してあります。
さらにナハネのベッドには立体感を出すためにシャドーが入っているので、よりリアルに見えます。ナロやナハフの座席には、座席の背面にあるネットやテーブル、灰皿も再現してあります。さらに肘掛けにもこだわり、完全再現を目指しました。
模型上の微妙な大きさの違いにも対応。ヘッドカバーの大きさや位置も当時に合わせてあります。
また、壁面は逆に光沢感を出すためにフィルムシールを採用し、消火器配電盤のボタンから給水機、また扉もドアノブや窓の大きさなどそれぞれの場所に応じて作り分け、細かいディティールにもこだわり、実車に基づいて製作されています。
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| 特にカニのディーゼル機関は忠実に再現 |
他に個室壁面のカーテンや室内様式、またナハネフのベッド壁面では、一階部分にある二段目のベッドのストッパーや読書灯のスイッチに至るまでこだわりを持って再現しています。
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| ナロネ20の個室 |
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| ナロネ22の個室 |
更にオプションパーツを使用する事によって、更衣室や喫煙室、共用部の洗面台と個室洗面台まで再現することが可能です。
更衣室や喫煙室などの再現可能。また車体ボディに貼るオプションシールや、シルバーシールにて個室内の鏡も再現出来ます。
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| シルバーシールで再現された室内鏡と個室洗面台 |
他に、行き先表示幕は25種類、列車名24種類、トレインマークマークは22種類とほとんどの列車や行き先を網羅してあります。トレインマークの中でも、急行銀河に関しては絵入りマークのものを作成。号車番号の貼り付けは小さくて難しいかもしれませんが、フル編成に対応できるように用意しています。
トレインマークや行き先表示幕を貼ると更にリアルになり、内装と相まって当時の実車の雰囲気をかなり再現出来ます。
本日発売の20系寝台特急7両編成+増結、さくら+増結セットによって、お好みの実車のフル編成を再現いただけます!
「活気」や「豊かさ」といった、明るいイメージとともに時代を駆け抜けた20系ブルトレの車内をぜひメイクアップシールで再現いただければと思います。
今回は、〈メイクアップシール「20系ブルトレ」シリーズ本日発売!〉についてお届けしました。













